背中で呼吸する深い意味。
来る日も来る日も呼吸、呼吸、肺、肋骨、、と煩く言っておりますが、
なぜそんなにも呼吸が大事なのか、
その、大きな意味が体感とともにわかりかけてきた気がします。
まず、肺は脳と同じように100%全体を使っている人はいないと言われています。
(いるかもしれませんが。。)
もし100%使うことができたら一体どんな世界が体感できるのかな!
肺に未知の大きな可能性が秘められているようです。
呼吸のとき、特に、背中側を意識するのがとても大事なんだけど、
ヨガのクラスでもエサレンでも実感するのですが、
背中が呼吸によって動く人は少ないです。。
呼吸が浅く短いせいもありますが、特に背中が固まっている人が多いです。
そこから感じることは、胸のアナハタチャクラ(愛と真実のチャクラとも呼ばれています)の
背中側があまり働いていないのではないかということ。
セッションで、はじめは背中があまり動かなかったのが、
呼吸とともに大きく動くようになると涙を流される方が多いようにも感じます。
自分自身が大きな愛をもっていることを心身で体感されるんですね。
また、大きな背中呼吸がはじまるときは受容のサイン。
これがはじまったら遠慮しないでこころゆくまで背中で深い呼吸をしていきます。
外からの愛も自身の中のあふれる愛も受容する深い歓びを感じます。
このような感覚を体験された方はわかると思うのですが、
大きく動くのは、背中の中でも、心臓の裏側あたりです。
(余談ですが、陰陽五行によれば、肺は悲しみをためこむ場所でもあるので
これが解放されたときに涙が流れて止まらないこともあります。)
さて、あるヒマラヤのヨガの行者によると、
心臓の裏と脊椎の間に聖なる空間があり、
心臓の裏側の背中からおおいなる存在が入ってくるのだとか。
これは何を意味するんでしょうか?
まずは、心臓だからアナハタチャクラと関係ありそうですよね。
そして、心臓の真下には横隔膜があるけどその間にはしっかりとした筋膜があって、
発生学的には、胎児の初期に、その場所の筋膜と頭頂(サハスラーラチャクラ)はつながっていたとのこと。
サハスラーラとアナハタはダイレクトにつながっている!
大きなるものを感じつながる場所と、愛と真実を感じ広げる場所が
物理的に、もともとは一緒だったと知ったときはもう衝撃でした(笑
っていうか、もうちょい遡れば全身が一個の細胞から発生しているわけですけど、、
さらにその元の元の元をたどれば宇宙に漂っていた星屑の一部であり、
その元は、宇宙のはじまりなわけで、ブラフマンなんですもんね。。。
はい、ここで、二元落ち。アートマンとブラフマンはやっぱひとつってことではありますが。
さておき、
頭頂(サハスラーラチャクラ)から松果体(アジナチャクラ)を通して心臓の裏(アナハタのセンター)につながる。そして、その途中には目覚めの喉のヴィシュッディチャクラが鎮座していらっしゃる。
あーなんておもしろいんだろう!
と、ひとり興奮しているわけでありまして、
ここ数日は、心臓の裏側と頭頂をつなぐ呼吸瞑想がマイブーム。
今年の夏〜秋のインドではこれをさらに深めていこうと思ってます(^^)
背中を開いて呼吸するということにはこんなにいろんな意味がある。
だから、そのあとにはとっても心が穏やかになって体も満足するんですね。
胸椎2番が心臓、3番が肺につながってるみたいだけど、
動きが大きいのは、4〜6番あたりかな。。
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