”ポーズ” が ”アサナ” になる時
ヨガを始めて間もない頃や、あるいは数ヶ月、時には数年続けていても、
ポーズをまねることから一歩先に行けないことがあります。
でも、ある時、ストンと腑に落ちるように「ああこれがヨガなんだな」と
わかる時がきます。
sthira-sukham asanam (ヨガスートラⅡ-46)
〜 アサナは安定し快適であるべきである。
それがヨガなのか、ヨガみたいなものなのかは、
パタンジャリによる定義をきちんとふまえているか否か。
アサナは、心を平静にして瞑想に導くためのもの。
心と肉体は不可分なので、肉体に不調があれば心は平静ではいられません。
動きの中で、不調なく、違和感なく、余計な力みのないこと。
そのためには、内側の声を聴き、自分自身の身体を信頼することが大切です。
ほんとうに自分自身を信頼できたときに、アサナは安定した快適なものになり、
身体の中に潜む内的な力が発動します。
そして、同時に、心が静まり整うのが感じられるでしょう。
言葉で伝えるのは難しいですが。。
ここ最近のクラスで、この変化が明らかに感じられる方が続けていらっしゃったので書いてみました。
「このポーズは、ぼくに、まるで時間が止まったように感じさせてくれて、ひとつのことに集中させてくれます。それは、静かで穏やかなこと。なぜなら、このポーズは、ヨガのことを思い出させてくれて、いつもヨガに集中できるからです」
これ、9歳の男の子が書いたこと。
ただただ感心!
まさにこの境地がアサナでありヨガであるんですよね。
http://yogadork.com/2015/02/24/how-yoga-feels-to-a-9-year-old/
の記事からお借りしました。
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