春の骨盤
骨盤はやっぱり心身の要!
冬の間にガチガチになっていた骨盤は、春の訪れとともに動きやすくなってきています。
私は、座っていると、骨盤や股関節の内側からもぞもぞと動きたい開きたいという動きが湧き上がってくるようになりました。
骨盤は、開きっぱなしでも閉まりっぱなしでも血行やプラナ(エネルギー)の流れが滞ってよろしくありません。
おまけに感情もそこに滞って気分も重くなりがち。
ヨガのクラスが終わると心も軽くなった感じがするのは、この流れがよくなってたまったものが動くから。
春は、特に、しなやかに動く自由な骨盤をとりもどすには絶好の季節!
今週のクラスは、タダアサナ(基本中の基本の立つポーズ)の復習から、ヴィラバド〜トリコナ、パールシュヴァコナのアラインメント確認からはじめています。
これらのアサナは、骨盤を強力に整えるので、歩くとき走るときの足腰がスムーズに動き、とても整った感覚になります。脚がまっすぐきれいに伸び、腰まわりの余分なお肉も落ちてきます。
正しいアライメントは、骨や筋肉の位置を、もっとも自然で整う位置に戻してくれます。何十年もかけてつくってしまったクセはとても強くてすぐに戻ってしまいがちだけど、続けることで、ある日突然、大きな変化を感じる時が必ずきます!
また、ヨガのクラスは、体を動かしていて、実は心の訓練の要素がとても大きいのです。
心が定まらずモンキーマインドになったり、逃げ出したくなったり。
そんな時は、ただ、体の各部を探検するつもりで、インストラクションに従い、体のパーツに集中する。
起こっていない未来を心配するのではなく、
過去を思うのではなく、今、ここにあること。
その感覚を訓練する場でもあります。
友人レジーナの勇者のポーズⅡ。体重が前と後ろの脚に均等に乗って安定。
後ろの脚のヒザとモモを締めてまっすぐに、かかとでしっかりと大地を押します。
両モモは外旋し、大腿骨骨頭がきれいに骨盤にはまって気持ちよく開きます。
ビシっと安定すると、心もビシっと定まります。なんという清々しさ!
シンクロするみたいに鳥が上空を旋回してました!@インド ダラムサラ
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